MO

別名:光磁気ディスク
【英】magneto-optical disk(disc)

 

小型の光ディスクで、データの消去や再書き込が行える。レーザを使って読み書きをしているという意味ではCD-ROM の仲間だが、磁気記憶方式に光学技術を併用した書き換え可能な記録装置で、書き込み時はあらかじめレーザー光を照射してから、データを磁気的に書き込むので記憶を高密度化が可能である。何度も書き込みができ、扱いも簡単なので日本において普及していたが、CD-R やDVD の普及で、急速に市場は縮小した。

高転送速度のリムーバブルディスク
読み出し時はレーザー光のみを用いるので、高速にデータを読み出すことができる。さらにMOドライブは6.5MB/sの高転送速度であり待ち時間が少なく、HDDとほとんどかわらない使用感を得られるのが特徴である。

ゴミや傷、磁界に強い
MOは、ディスクの表面にゴミが付着したり、傷がついたりしても再生信号にはほとんど影響を与えないのがメリットである。MOの記録層は厚いポリカーボネート層で保護されている。レーザー光はディスクの表面ではスポット径が大きく、記録層に向かってビームが絞られるために、ディスクの表面のゴミや傷の影響が少なくなる。

記録のしくみ
MOには、「トラック」と呼ばれるらせん状の物理的な溝が刻まれており、このトラックにそって、データが記録・再生される。またMOの記録膜には保磁力の非常に高い材料が使用されている。MOは200~300℃の低温で記録を行うため、メディアに対するダメージが小さく、1000万回というくり返し記録・再生が可能である。


MOの容量

一般に用いられるのは3.5inchタイプのメディアであるが、5.25inchタイプのものもある。3.5inchのも のは、128MB・230MB・540MB・640MB・1.3GB・2.3GBの容量があり、5.25inchのものは最大で9.1GB(両面)のあ る。

フォーマットによる容量の減少
フロッピーディスクやハードディスクと同様にフォーマットすると、容量が未フォーマットより減少する。容量の減少量は1%程度である。しかし、これはランダムアクセク可能なディスクには必要なことで、この点は基本的にランダムアクセスできないCD-RやCD-RWと大きく違うところである。

書き換えは可能回数
書き換えは1000万回以上可能である。ちなみに、読み込みは10億回以上可能だといわれている。

(参考:日本記録メディア工業会ホームページ)