可用性

【英】availability

 

必要な時に必要なデータにアクセスできる確率を示しており、システムの壊れにくさであり、障害が発生した時に短時間で回復できるかを示すものである。

可用性の向上のために、システムの信頼性が求められ、品質のよい故障し難いシステムを採用することになる。品質の良し悪しに関わらず、ファン及びディスクなどの稼動部品、マザーボード上のコンデンサーや電源ユニットなどの消耗品類は、いつかは壊れる。
コストダウンが著しい製品は、その部品の一部に他の部品より品質の低いものが安いため採用され、短期の故障を引き起こす要因になることもある。電源の品質の低いものは、同じ電源ラインに接続されている他の機器の電源から発生するノイズに影響され、故障を引き起こすものもある。電源のアース不良で動作不良になる場合もある。

高い可用性を持ったシステムのことをHA(High Availability)システムと言い、システムの弱いところを部分的に二重化したり、システム全体を二重化したりする。システムの一部に障害が発生した場合でも、システムを停止せずに継続処理できるようにすることを、フォールトトレラント(fault tolerant)と言う。電源ユニットやハードディスクなど、システムの運用に重大な支障をきたす可能性が高いデバイスを二重化しておくが、高価にものとなる。